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実務者向け / 情報収集

AI情報の追い方と、定番の情報源16選

情報源を増やすほど追えなくなります。この記事の目的は減らすことです。1日15分で回る型を先に決めて、そこに流し込む情報源だけ選びます。

目次

1日15分で回す型

毎日 5分日本語の速報を1本見出しだけでよい 毎日 10分英語のニュースレター1通だけ購読する 週1 30分講演の全文か週次まとめここで語彙が増える 合計3つだけ。増やすと必ず全部読まなくなる
「毎日の速報」で世界の動きを、「毎日の要約」で使い方を、「週1の深掘り」で語彙を得る。役割が違うので、同じ層を2つ購読しても意味がありません。

日本語の情報源

名称更新頻度何が取れるか
ITmedia AI+経営層に推奨1日3〜8本海外発表を日本語で最速に把握できる。国内の法務・行政の動きも拾える。毎日の速報枠はこれ1つで足ります
Ledge.aiほぼ毎日海外モデル動向と国内企業の導入事例。事業企画向け
TechnoEdge毎日+週次連載論文やOSSまで踏み込む。「生成AIウィークリー」の週次まとめが最も効率的
ASCII.jp × AI1日1〜3本ニュースに加えて実機検証レビュー。ツール選定担当向け
AGIラボ(旧ChatGPT研究所)数日ごと+週刊エージェント運用の実践ノウハウ。AI推進担当向け。一部有料
日経クロステック平日毎日国内大企業のAI導入とデータセンター投資の深掘り。有料
東大 松尾・岩澤研の公開講座講座単位体系的なLLM基礎。ニュースではなく土台を作る用途。社内リスキリングの設計に使える

英語の情報源

1つだけ選ぶなら、非エンジニアの経営層にはThe Rundown AIです。ニュースに「で、どう業務に使うか」が併記されているのが他と違います。

名称更新頻度何が取れるか
The Rundown AI経営層に推奨平日毎日ニュース+業務への落とし方。無料
TLDR AI平日毎日数行の要約。最短で全体を把握する用途。無料
The Batch(Andrew Ng)週1(木)週次の整理と論説。無料
Import AI(Jack Clark)週1論文+政策・安全性の論点。経営層と研究者の両方に効く。無料
Simon Willison's Weblogほぼ毎日新モデルを即日で実検証。個人の情報源としては精度が最も高い。無料
Latent Space週1〜2AIを製品にするときの設計論と当事者インタビュー
Interconnects週1〜2オープンモデルの動向と学習後の技術、政策
Platformer週2〜3AI企業のガバナンス・労働・政策の独自取材。経営層向け
Stratechery週3産業構造と戦略の分析。$15/月・$150/年

要注意:更新が止まっているのに残っているサイト

情報源の劣化を見落とさない
  • AINOW:ドメインは生きていて更新もありますが、編集部の取材記事は2024年7月で停止しています。現在はSEO目的の「〇〇選」記事が中心で、日次のニュース追跡には推奨できません
  • Ben's Bites:稼働していますが、日次ニュースまとめから著者個人のエッセイに性格が変わりました。日次用途はTLDR AIかThe Rundown AIに置き換えを
  • AI生成のまとめ記事:著者名が実在しない「バーチャルジャーナリスト」名義で、一次情報を持たないまま数字が流通しているサイトがあります。調達額や価格は必ず一次情報で確認してください
セキュリティ上の注意

調査中に、あるSaaS企業の技術情報ページの末尾にAIの出力を操作しようとする埋め込み命令(プロンプトインジェクション)が仕込まれているのを確認しました。AIにWebページを読ませて要約させる運用が当たり前になった今、読ませたページの内容がそのままAIへの指示になり得ることは前提として持っておいてください。詳しくはサンドボックスの記事で扱っています。

情報源より重要なこと

毎日読んでも、読んだだけでは何も変わりません。情報の使い方を1つだけ決めておくと定着します。

やること

「自社のどこに効くか」を1行書く

ニュースを読んだら、自社のどの業務に関係するかを1行だけメモする。関係ないと判断できるのも成果です。この1行が書けないニュースは、読む価値がなかったということです。

やらないこと

情報源を増やす

3つ以上購読すると、必ず全部読まなくなります。追加したくなったら、既存の1つを外してから追加してください。

読む時間がない場合

AI COMPASSは毎営業日、主要な発表・料金改定・サービス終了を確認して記事を更新しています。更新箇所はトップページの更新履歴に記録しています。

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